【5/14 (火)】山本浩貴(いぬのせなか座)『新たな距離 言語表現を酷使する(ための)レイアウト』(フィルムアート社) 刊行記念 〜私たちはなぜ複数だったのか〜<br>「いぬのせなか座」初期メンバー座談会:山本浩貴+鈴木一平+なまけ

【5/14 (火)】山本浩貴(いぬのせなか座)『新たな距離 言語表現を酷使する(ための)レイアウト』(フィルムアート社) 刊行記念 〜私たちはなぜ複数だったのか〜
「いぬのせなか座」初期メンバー座談会:山本浩貴+鈴木一平+なまけ

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日程 2024年5月14日 (火)
時間 19:00〜20:30
開場 18:30〜
料金 1,540円(税込)
定員 100名
会場 本店 大教室

 

小説、批評、詩歌、デザイン、美術、写真、映画、上演……多種多様なジャンルを行き来しながら言語表現の技術や意義、そして「新しい制作」に向けて、思考と実践と実験をたゆまなく往還する山本浩貴さん(いぬのせなか座)の初単著『新たな距離──言語表現を酷使する(ための)レイアウト』が刊行されました。

三部作のうちの第一作目として編まれた本書では、山本さんの思想的背景を明らかにすると同時に、立ち上げから現在まで培われてきた言語表現ならびにデザイン/レイアウトをめぐる議論を集約しています。

本書の刊行を記念して、いぬのせなか座の初期メンバーである鈴木一平さんとなまけさんをお迎えし、座談会を開催いたします。

いぬのせなか座という制作集団の歩みを振り返りながら、『新たな距離』を構成するさまざまな文脈を解き明かしていく一夜です。集団でのものづくりに興味のある方やインディペンデントな出版活動に興味のある方も、皆様ぜひふるってご参加ください。


プロフィール

山本浩貴 やまもと・ひろき

1992年生まれ。愛媛県出身。小説家/デザイナー/批評家/編集者/いぬのせなか座主宰…。主な小説に「無断と土」(鈴木一平との共著、『異常論文』ならびに『ベストSF2022』掲載)。主な批評に「死の投影者による国家と死──〈主観性〉による劇空間ならびに〈信〉の故障をめぐる実験場としてのホラーについて」(『ユリイカ』2022年9月号)。主なデザインに『クイック・ジャパン』(159号から167号までアートディレクター)、吉田恭大『光と私語』(いぬのせなか座叢書、2019年)。主な企画・編集に『早稲田文学』2021年秋号(特集=ホラーのリアリティ)。2015年より主宰するいぬのせなか座は、小説や詩の実作者からなる制作集団・出版版元として、『文藝』『ユリイカ』『現代詩手帖』『美術手帖』『アイデア』など各種媒体への寄稿・インタビュー掲載、パフォーマンスやワークショップの実施、企画・編集・デザイン・流通を一貫して行なう出版事業の運営など多方面で活動している。

鈴木一平 すずき・いっぺい

1991年生まれ。宮城県出身。「いぬのせなか座」「Aa」参加。2016年に詩集『灰と家』(いぬのせなか座)を刊行、同書で第6回エルスール財団新人賞受賞、第35回現代詩花椿賞最終候補。主な論考に「言語表現としての「折々のことば」」(『現代思想』2023年5月臨時増刊号)、「無症候性の形象──新型コロナウイルス感染症をめぐる言語表現の受動性について」(『現代詩手帖』2020年7月号)、「「日記を書く私」を強いる日記という媒体から、さらに新たなる生活(表現)様式に向かって」(『ネヲ』3号)、「詩の媒体についての覚え書──複数の主語的統合が織りなす制作的空間」(『ÉKRITS』)など。現在、第二詩集を準備中。

なまけ

1991年生まれ。東京都出身。主な小説に「町」(『現代詩手帖』2018年5月号)、「日記」(『いぬのせなか座』2号)、「ロケットのはなし」(『いぬのせなか座』1号)。現在、いぬのせなか座のnoteにて、メンバーのhとともに「ペンパル」を連載中。