【5/4 (土)】『たんぱく質』(palmbooks) 刊行記念
飴屋法水+山下澄人トークイベント
申込は終了いたしました
*当日券の発売およびキャンセル待ちは行っておりません。
日程 | 2024年5月4日(土) |
時間 |
13:30〜15:00 開場 13:00〜 |
料金 | 1,540円(税込) |
定員 | 100名 |
会場 | 本店 大教室 |
「コルバトントリ、」「を待ちながら」ふたつの演劇作品を共同制作し、演劇と小説、言葉と言葉になしえないものをめぐり考え、応答し続けてきたおふたりは、いま生きているということ、そしていずれ死ぬということ、そのただなかで書き、つくることにどのように向き合ってきたのか。
このたび刊行された飴屋法水さんの『たんぱく質』、また昨秋に刊行された山下澄人さんの『FICTION』を通して、ドキュメントとフィクションの関係、小説を書くということ、さらには、芸術と人間をめぐって交わされる言葉がいったい何を浮かびあがらせるのか。会場でともに見つめていただけたら、と思います。
※イベント終了後、飴屋さん、山下さんによるサイン会を開催します。
プロフィール
飴屋法水 あめや・のりみず
高校在学中、唐十郎の「状況劇場」に音響担当として加わる。1983年、「東京グランギニョル」を旗揚げ。著書に『君は珍獣(ケダモノ)と暮らせるか?』『ブルーシート』『彼の娘』などがある。2015年、山下澄人の小説『コルバトントリ』を原作に、演劇「コルバトントリ、」を作・演出・出演。2017年、山下澄人による脚本「を待ちながら」を演出、出演。
山下澄人 やました・すみと
富良野塾第二期生。1996年、劇団「FICTION」を旗揚げ。2012年、初の小説集『緑のさる』を刊行し第34回野間文藝新人賞を受賞。2017年 『しんせかい』にて第156回芥川賞を受賞。著書に『ほしのこ』『月の客』『FICTION』『おれに聞くの? 異端文学者による人生相談』などがある。2015年、自身の小説『コルバトントリ』を原作に、飴屋法水により作・演出された演劇「コルバトントリ、」に出演。2017年、飴屋法水により演出された「を待ちながら」を作・出演。
書籍情報
『たんぱく質』
著:飴屋法水
出版社:palmbooks
なぜか生きている
私は
私が
生と死、獣と人、
食べること、殺すこと、
めぐりゆく記憶
この地球に生まれ、やがて去っていく、
私のすがた、この世のはなし
写真家・志賀理江子が、飴屋法水の小説にむけて
撮り下ろした写真30点が全編を通して織りなされる、
あたらしい小説体験