2016年4月21日 (木)
刊行記念
『ぼくらの仮説が世界をつくる』刊行記念
佐渡島庸平 × 入山章栄トークショー
クリエイティブな組織のつくりかた
『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』を国民的なマンガに育て上げ、日本初の本格的な作家エージェント会社「コルク」を創業した佐渡島庸平氏。新しい時代のエンターテイメントのカタチを模索し、クリエイティブな組織をつくるべく奮闘している佐渡島氏に、『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』などで話題の新進気鋭の経営学者、入山章栄氏が独自の視点で切り込む。
新しい時代のエンターテイメントとはなにか? クリエイティビティ溢れる組織はいかにしてつくるのか? ふたりの化学反応からどんな知恵が生まれるのだろうか――。
クリエイター、メディア関係者、経営者は必見だ。

撮影:神戸健太朗
佐渡島庸平
さどしま・ようへい
株式会社コルク代表取締役社長。編集者。
1979年生まれ。中学時代を南アフリカ共和国で過ごし、灘高校に進学。2002年に東京大学文学部を卒業後、講談社に入社し、「モーニング」編集部で井上雄彦「バガボンド」、安野モヨコ「さくらん」のサブ担当を務める。03年に立ち上げた三田紀房「ドラゴン桜」は600万部のセールスを記録。小山宙哉『宇宙兄弟』も累計1600万部超のメガヒットに育て上げ、TVアニメ、映画実写化を実現する。伊坂幸太郎「モダンタイムス」、平野啓一郎「空白を満たしなさい」など小説も担当。12年10月、講談社を退社し、作家エージェント会社、コルクを創業。インターネット時代のエンターテイメントのあり方を模索し続けている。

入山章栄
いりやま・あきえ
早稲田大学ビジネススクール准教授。
慶応義塾大学経済学部卒業、同大学院修士課程修了。三菱総合研究所を経て、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクールのアシスタント・プロフェッサーを務める。2013年から現職。Strategic
Management Journalなどの国際的な主要経営学術誌に論文を発表している。著書に『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)、『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』(日経BP社)がある。現在は、『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』誌にて、「世界標準の経営理論」を長期連載中。