講座申込方法

受付は終了いたしました。

概要

日程
2013年10月3日(木)

2013年10月3日(木)

「世界一美しい本を作る男 ~シュタイデルとの旅~」公開記念

本・現場・美術~<フクヘン。>の仕事~
第8回 美しい本、美しい編集

steidl-main

fukuhen-200

「本・現場・美術」は、
〈フクヘン。〉こと元ブルータスの副編集長で美術ジャーナリストの鈴木芳雄さんに
アートに関わる仕事術、編集って何?
を教えてもらおう!という講座です。

編集者という独自の立場でアート界につぎつぎと斬新な企画を仕掛けている〈フクヘン。〉。そんな彼を講師に迎え、毎回1人のアーティストや1つのジャンルをテーマに掲げ、その人にまつわる仕事の裏話を交えながらレクチャーしていきます。これまでに、奈良美智さん、伊藤若冲、杉本博司さん、仏像、山口晃さん、写真家をテーマに取上げてきました。〈フクヘン。〉がどのようにアーティストからの信頼を得ているのか、斬新な企画はどのように生まれているのか、それぞれのアーティストの過去と現在などを話していただきます。〈フクヘン。〉の仕事の話を通じて、アート特集企画の立て方、それを実際に形にするためのヒントを探ります。

フクヘンさんからのメッセージ

鈴木 芳雄

プロフィール
鈴木 芳雄(すずき よしお)
フリーランス編集者 /
美術ジャーナリスト
合同会社美術通信社代表
慶應義塾大学法学部政治学科卒業
愛知県立芸術大学客員教授
2001年〜2010年3月 雑誌BRUTUS副編集長

主な仕事
「西洋美術を100%楽しむ方法」
「国宝って何?」
「仏像」
「杉本博司を知っていますか?」
「すいすい理解(わか)る現代アート」
「緊急特集 井上雄彦」

ブログ
フクヘン。ゼミ!(facebook)
フクヘン。Twitter

 雑誌『BRUTUS』で美術の特集を手がけてきました。数々のアーティストを取り上げたり、一緒に誌面を作ってきました。フリーランスになってからは『BRUTUS』に加え、『Casa BRUTUS』始めいくつかの雑誌でアーティストたちと仕事をしています。

アーティストと鑑賞する側という関係を超えて、取材される側と取材する側。あるときは敵対関係の中から、そしてあるときは共謀関係を築きながら。

講座タイトルの「本・現場・美術」。
「本」:これはそのアーティストとどういう特集(本)が作れるかを考えるということとそれまでに出たそのアーティストの本を収集・研究し、よく知り、さらにそれまでにないものを作る作業について。
「現場」:アーティストの展覧会に駆けつけるフットワークを心がけること。現場を見ることが理解、信頼に繋がるという話など。
「美術」:アートの話をたくさんします。

「本・現場・美術」。気づいた人もいるかもしれませんが、これは美術評論家・椹木野衣さんの著書『日本・現代・美術』からいただいてみました。毎回1人のアーティストや1つのジャンルを取り上げ、具体的な話から入り、「現代美術取材の最前線を知りたい」「人脈ってなんですか?」「どんな仕事にも必要で有効な編集という技術」などなどの話をしていきます。

第8回について

IMA_05_cover_s

『IMA』2013 Autum vol.5
‘世界を牽引するアートブックプレス’としてシュタイデルが特集されています。

9月21日より渋谷 シアター・イメージフォーラムにてドキュメンタリー映画「世界一美しい本を作る男 ~シュタイデルとの旅~」が公開されます。シュタイデルとはドイツの小さな出版社。しかし、小さいからといって侮ることはできません。シュタイデルは写真家ロバート・フランク、デザイナーのカール・ラガーフェルドなど世界中の一流クリエイターやアーティストに支持を受け、そこから生み出される本は「世界一美しい」と絶賛されています。創設者であるゲルハルト・シュタイデルさんは、本を作るにあたり、クライアントと綿密な打ち合わせ、意見交換を繰り返し、紙質はもちろん、インクの匂いにもこだわりをみせる徹底ぶり。

今回はそんなシュタイデルの魅力に迫りながら、『IMA』エディトリアルディレクターの太田睦子さんをゲストにお招きし、本づくりの現場で活躍するお2人とともに「美しい本」「美しい編集」について考えていきます。

ota

ゲスト講師プロフィール
太田睦子 (おおた むつこ)

編集者、IMAエディトリアルディレクター
1968年東京生まれ。早稲田大学卒業後、サントリー広報部、『マリ・クレール』編集部を経て、『エスクァイア』『GQ』などの男性ライフスタイル誌で特集、旅、食、文学、アート、写真などを担当。その後、フリーランス編集者となり、さまざまな雑誌の他、アートプロジェクトや単行本、美術館のカタログ制作、映画のプロモーションなどに携わる。2012年1月より写真雑誌『IMA』のエディトリアルディレクター。

詳細・申込方法
開催日時 2013年10月3日(木) 19:00~21:00(開場18:30~)
会場 青山ブックセンター本店・小教室
価格 2,520円(税込)
定員 45名様

関連情報

steidl-01

steidl-02

steidl-03

映画『世界一美しい本を作る男〜シュタイデルとの旅〜』

2013年9月21日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!
公式WEBサイト http://steidl-movie.com

シュタイデルとは
ゲルハルト・シュタイデル
1950年生まれ。67年にデザイナー、出版者としてのキャリアをスタートさせる。68年にケルンで開催されたアンディ・ウォーホルの展覧会で強烈な色使いに魅了され、芸術家の印刷技術についてウォーホルと直接話しをする。同年、地元のゲッティンゲンでシュタイデル社と印刷所を創設。現在も独立した私有会社として存続する。創設後、芸術家のヨーゼフ・ボイス、クラウス・シュテークの版画やポスターの制作し、72年には初となるアートブック「Befragung der Documenta」を手掛ける。また74年に政治に関する文書の制作も業務に加え、80年代初期には文学や厳選された芸術や写真の作品を制作する。96年からは世界に向けて写真集を出版し始め、原稿の作成から設定、レイアウト、プリプレス、そして印刷までを一貫して行う。作業は最初の段階から出来る限り、閉鎖的な体制の「内部」でのみ行われ、このような「総合的」なアプローチは他社では見られない特徴である。ドイツ国内では、シュタイデル社は文学作品の製本で数十年前から広く知られているが、最も有名な作家はノーベル賞受賞者のギュンター・グラス。同じくノーベル賞受賞者であるアイスランド作家のハルドル・ラクスネスの作品ほか、社会学者のオスカー・ネークトの執筆物を手掛けるなど、英文学やドイツ文学にも力を入れている。いまではシュタイデル社は一流の写真集の制作で、世界中にその名を知られており、制作依頼主は一流の写真家や主要な美術館が多い。

これまでの「本・現場・美術」

第1回  奈良美智さんとの仕事
第2回  奇想の絵師 伊藤若冲を編集する
第3回  杉本博司さんとの仕事
第4回  仏像を編集する
第5回  山口晃さんとの仕事
第6回  写真家たちとの対話
第7回  横尾忠則さんとの仕事

番外編1 『美術手帖』×『芸術新潮』「フランシス・ベーコンを編集する。」
番外編2 ラファエロ展×フランシス・ベーコン展「展覧会をつくる。」
番外編3 栖鳳・大観・フジタ・御舟 4人の近代画家の西洋。「渡った、見た、描いた」
番外編4 これからの美術館と展覧会~ルーヴル美術館の新たなる挑戦