講座申込方法

受付は終了いたしました。

概要

日程
2017年2月25日 (土)
時間
18:30開演~160分(予定)
開場18:00 
料金
2,160円(税込) 
定員
110名様 
会場
本店 大教室  

お問合せ先

青山ブックスクール

電話
03-5485-5513
メール
culture@boc.bookoff.co.jp
営業時間
平日 13時~20時
土・日・祝休み
営業時間短縮中
住所
東京都渋谷区神宮前5-53-67
コスモス青山B2F
青山ブックセンター本店内
アクセス情報

2017年2月25日 (土)

芸術を学ぶ

南方熊楠いよいよ生誕150年

「映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風」上映 +
いとうせいこう × 田村義也トーク「南方熊楠の森の風」

2016年2月にスタートしたシリーズ企画「南方熊楠もうすぐ生誕150年」。
2017年を迎え、いよいよ生誕150年の年に突入です。ということで、タイトルも「もうすぐ」から、「南方熊楠いよいよ生誕150年」に刷新です。

「鎮守の杜の風を撮りたい。
鳥居をくぐり抜けると、空気が変わることに気づきます。
鎮守の杜の植物たちの吐息の匂いです。」

小笠原高志さんのそんな想いから映画『映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風』が生まれました。ニューヨーク育ちの少女が、日本人のおじいちゃんと神社を旅するものがたりです。そんな本作の「キーワード」の1つが南方熊楠です。熊楠は鎮守の杜で、たくさんの粘菌、隠花植物を発見しました。きっと、熊楠も、鎮守の杜にそよぐ風に身を委ね、植物の吐息の匂いに心奪われたに違いありません。

映画の冒頭で、おじいちゃんが語ります。
「目に見えない大切なはたらきをするのが神さまの仕事なら、動物と植物をつなぐはたらきをしている粘菌は、神さまなんじゃないか。熊楠は、鎮守の杜の中にたくさん存在している粘菌という神さまをみつけに森の中に入って行ったんだよ。」

生涯、無我夢中で粘菌を研究した熊楠。
神社合祀令が発令された際には、敬神の念を減殺してしまうことなどを理由にあげ、神社合祀令に対する反対運動を起こしました。熊楠が魅せられて、守ろうとしたものは何だったのでしょうか。鎮守の杜から見えてくる、日本人の思想や精神とはどのようなものでしょうか。きっと、この映画を見ていただくことで、熊楠にそよいだ風を、守りたかった森を感じていただけると思います。


そこで、今回の「南方熊楠 いよいよ生誕150年」では、『映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風』を上映し、熊楠が感じた風をみなさんにも感じていただきたいと思います。上映後には、熊楠のように森を愛するいとうせいこうさんをゲストにお招きし、南方熊楠顕彰会の田村義也さんとともに、本映画を通じて南方熊楠の魅力と、熊楠が愛した鎮守の杜を通じて、言葉や宗教、文化を貫く日本人の根源に迫ります。

さらに、『映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風』のように、南方熊楠から粘菌のように広がりゆく、さまざまな表現や創造力を感じていただける機会になれば幸いです。


タイムスケジュール

はじめに
「映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風」監督、プロデューサーより挨拶

第1部:映画上映  65分
「映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風」

-休憩5分~10分-

第2部:トーク 60分
「南方熊楠の森の風」
いとうせいこうさん、田村義也さん

『映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風』

3月4日よりユジク阿佐ヶ谷にてアンコール上映
その後、日本全国、世界各国で上映予定!
公式サイト:https://saijikifilm.com/

映画『映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風』

あらすじ:ニューヨーク育ちの少女が、日本人の祖父と神社を旅するものがたり。日本の自然や祭りに心奪われていく少女が、四季が変化する中でたくさんの鳥居をくぐり抜けた実感を、英語で語りかけます。

出演:松浦 祐也/堂免 沙樹子/天野 祐貴(闘鶏神社)/水野 晴夫/高原熊野神社氏子のみなさん/尾鷲市のみなさん/お燈祭/新宮市のみなさん/ヤーヤ祭実行委員会/お燈祭実行委員会/八百万の神

ナレーション:エイミー スコット

翻訳:エリック セランド

楽曲制作:馬喰町バンド/青葉市子

制作スタッフ“風組”:脚本・プロデューサー:小笠原 高志/音楽監督&録音:武 徹太郎/撮影補助:平吹 正名/月撮影:柏田洋平/衣装:藤原美有/編集補助:小谷野 五王/宣伝美術:原田光丞/サウンドエンジニア:山本尚弘/撮影・編集・監督:池田将

いとうせいこう

いとうせいこう

1961年東京都生まれ。音楽や舞台、映画などの分野でも活躍。小説に『ノーライフキング』『ワールズ・エンド・ガーデン』『波の上の甲虫』『想像ラジオ』、エッセーに『ボタニカル・ライフ』(講談社エッセイ賞)など。奥泉光らとの共著に『文芸漫談』、みうらじゅんとの共著に『見仏記』もある。

公式WEBサイト:http://www.cubeinc.co.jp/ito/

田村義也

田村義也

たむら・よしや

1966年生まれ。比較文学比較文化専攻。平成6年頃より、和歌山県田辺市の南方熊楠邸蔵書・資料調査に参加、『南方熊楠邸蔵書目録』『同 資料目録』を編纂。現在、南方熊楠顕彰会学術部長として同館所蔵資料の調査および翻刻事業に協力。成城大学非常勤講師。 編訳著書に全訳『南方熊楠英文論考([ネイチャー]誌篇・[ノーツ・アンド・クエリーズ]誌編)』『南方熊楠とアジア』『南方熊楠大事典』等。

南方熊楠顕彰館公式webサイト:http://www.minakata.org/

小笠原高志

小笠原高志

おがさわら・たかし

プロデューサー
1959年、釧路生まれ。早稲田大学卒業後、予備校で小論文を教える傍ら、映画を製作する。近作に「滝を見に行く」(沖田修一監督)。本作の企画・製作・脚本を担当する。「清水哲男の増殖する俳句歳時記」に、四年半執筆した。

池田将

池田将

いけだ・しょう

映画監督
1983年東京生まれ。東京造形大学デザイン学科映画専攻領域卒業後、2008年『亀』で劇場監督デビュー。2013年制作の『Voyage』は山形国際ドキュメンタリー映画祭2013年ラフカット部門、同映画祭2015年日本プログラム部門選出。2016年ユジク阿佐ヶ谷にて『映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風』公開。監督作品『えび』(2005)/『くらげ』(2006)/『亀』(2008、劇場公開作)/『ツチノコに合掌』(2010)/『Voyage』(2013)/『映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風』(2016、劇場公開作)