2016年9月22日 (木)
刊行記念
『生きていくうえで、かけがえのないこと』(亜紀書房)刊行記念
「悲しみの先に広がる風景」
若松英輔 トークイベント
25の「生きていくうえで、かけがえのないこと」をテーマにしたエッセイを刊行した魂の思想家が存分に語ります。
眠る ・・・「なぜ死ぬことを永眠というのだろう」
食べる・・・「私たちの魂は、言葉を食べている」
喜ぶ ・・・「よろこびが、これほどまでに深く悲しみと結びついているとは
知らなかった」
聞く ・・・「人は、いったいどこで音を聞いているのだろう」
忘れる・・・「うまく想い出せていないことと、忘れていることは違う」
今回はお客様との質疑応答の時間を十分に予定しています。
終了後はサイン会を開催いたします。
どうぞご期待ください。
また、ご来場いただきましたお客様には特製ポストカード2枚をプレゼントいたします。

若松英輔
わかまつ・えいすけ
批評家・随筆家。1968年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。
2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞を受賞。著書に『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『涙のしずくに洗われて咲きいづるもの』(河出書房新社)、『生きる哲学』(文春新書)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)など多数。
書籍情報

『生きていくうえで、かけがえのないこと』
若松英輔 / 著
1300円+税
25の「生きていくうえで、かけがえのないこと」をテーマにしたエッセイを同タイトル同時発売!吉村萬壱著『生きていくうえで、かけがえのないこと』と対をなす書物です。
生きていればときに闇の中を歩かなくてはならないことがある。そうしたとき、私たちは、内なる言葉を、ともしびにしながら歩くことができる。言葉など、と思ってはもったいない。たった一つの言葉にも闇にある人を光へと導く力が宿っている。 (「祈る」より)
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