2017年9月26日 (火)
刊行記念
『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』(文藝春秋) 刊行記念
黒沢清 × 篠崎誠 トークイベント + サイン会
「ダゲレオタイプの女」で初海外進出を果たし、世界中で益々評価の高まる映画監督・黒沢清。貴重な資料を多数収録し、円熟期にいたるこの10年の足跡と、才能の秘密に迫る『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』が刊行されました。刊行を記念しまして、本書の監修、ロングインタビューを行った、映画監督・篠崎誠を聞き手にお迎えして、最新作「散歩する侵略者」、本書で触れられていない「散歩する侵略者」スピンアウトの「予兆」について、存分に語って頂きます。
※トーク終了後、サイン会を予定しています。
プロフィール

撮影:鈴木七絵
黒沢清
くろさわ・きよし
1955年生まれ。立教大学社会学部卒業。83年『神田川淫乱戦争』で商業映画デビュー。97年公開の『CURE』で世界的な評価を集め、その後も話題作を次々と発表。2001年『回路』で第54回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞、以降も多くの国際映画賞で受賞多数。現在、最新作『散歩する侵略者』が全国上映中。

篠崎誠
しのざき・まこと
1963年生まれ。立教大学文学部卒業。映画ライターを経て、96年『おかえり』で長編映画デビュー。近作に『あれから』『SHARING』など。『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』の監修を務めたほか、黒沢清との共著に『黒沢清の恐怖の映画史』がある。
書籍情報

『世界最恐の映画監督 黒沢清の全貌』
文學界編集部編
304頁/1800円+税
文藝春秋刊
『ダゲレオタイプの女』で初海外進出を果たし、世界中で益々評価の高まる映画監督・黒沢清。最新作『散歩する侵略者』をめぐる宮部みゆきとの対談や、親交の深い篠崎誠によるロングインタビュー、蓮實重彦との対談ほか、手書きの現場「設計図」やイザベル・ユペールとの対談、2006年収録の西島秀俊インタビューなど、貴重な資料を多数収録、円熟期にいたるこの10年の足跡と、才能の秘密に迫る。