イベント申込方法

受付は終了いたしました。

概要

日程
2019年8月5日 (月)
時間
19:00~20:30
開場 18:30~
料金
1,500円(税込)
定員
110名様
会場
本店 大教室

2019年8月5日 (月)

刊行記念

『モンスーン』ピョン・ヘヨン著、姜信子訳 (白水社) 刊行・著者来日記念

ピョン・へヨン × 蜂飼耳 特別対談&サイン会
(司会:姜信子)

ピョン・へヨンは、韓国で最も権威ある文学賞の李箱文学賞を2014年に「モンスーン」で受賞し、それ以降も数々の文学賞を受賞、男女問わず多くの読者に支持される韓国を代表する女性作家の一人です。「モンスーン」から最新作「少年易老」までの9篇を収めた日本語版オリジナル短篇小説集が刊行されました。-

収録作品に共通するのは、都市の日常に潜む闇。派遣社員、工場長、部長などの登場人物たちが、繰り返しでしかない都市の日常生活の中で、「魔」のような形で不条理なことに引き込まれ、独特の読後感を残します。

ピョン・へヨンさんは好きな作家として、短篇の名手、フラナリー・オコナーやブラッドベリ、カフカなどを挙げています。『フラナリー・オコナー全短篇』(筑摩文庫)の解説を執筆し、ピョン・へヨンさんと文学的関心において共通するところの多い蜂飼耳さんをお迎えして、ピョン・へヨン作品の魅力と、小説という表現の可能性について語り合います。

終了後、サイン会も開催いたします。

*逐次通訳有
通訳:すんみ、宣善花

プロフィール

ピョン・へヨン

©moonji publishing

ピョン・へヨン

1972年、ソウル生まれ。ソウル芸術大学文芸創作科卒業。漢陽大学国語国文学科大学院修士課程修了。2000年にソウル新聞の新春文芸に短篇小説「露払い」で当選、デビュー。07年、短篇小説「飼育場の方へ」で韓国日報文学賞、09年、短篇小説「ウサギの墓」で李孝石文学賞、12年短編小説集『夜の求愛』で東仁文学賞、14年、短篇小説「モンスーン」で李箱文学賞、15年には短篇小説「少年易老」で現代文学賞を受賞。2013 年より明知大学文芸創作学科教授として在職中。邦訳に『アオイガーデン』(クオン)、『ホール』(書肆侃侃房)がある。

蜂飼耳

©森清

蜂飼耳

はちかい・みみ

1974年、神奈川県生まれ。詩人・作家。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。詩集『いまにもうるおっていく陣地』で中原中也賞を受賞。小説、エッセイ、絵本、書評などでも活躍する。他の著書に、詩集『食うものは食われる夜』(芸術選奨新人賞)、『顔をあらう水』(鮎川信夫賞)、小説『紅水晶』(講談社)、『転身』(集英社)、エッセイ『孔雀の羽の目がみてる』(白水社)、訳書『方丈記』『虫めづる姫君 堤中納言物語』(光文社)、書評集『朝毎読――蜂飼耳書評集』(青土社)などがある。

準備中

姜信子

きょう・のぶこ

1961年、神奈川県生まれ。著書に『棄郷ノート』(作品社)、『ノレ・ノスタルギーヤ』、『ナミイ! 八重山のおばあの歌物語』『イリオモテ』(岩波書店)、『生きとし生ける空白の物語』(港の人)、『声 千年先に届くほどに』『現代説経集』(ぷねうま舎)、『平成山椒太夫 あんじゅ、あんじゅ、さまよい安寿』(せりか書房)など多数。訳書に、李清俊『あなたたちの天国』(みすず書房)、カニー・カン『遥かなる静けき朝の国』(青山出版社)、編著に『死ぬふりだけでやめとけや 谺雄二詩文集』(みすず書房)、『金石範評論集』(明石書店)など。2017年、『声 千年先に届くほどに』で鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞。

書籍情報

『モンスーン』

『モンスーン』

ピョン・ヘヨン 著
姜 信子 訳
本体価格2,000円

李箱文学賞受賞「モンスーン」から最新作「少年易老」まで、都市生活者の日常に潜む謎と不条理、抑圧された生の姿を韓国の異才が鋭く捉えた9篇。韓国現代文学の一つの到達点を示す、珠玉の短篇小説集。

白水社