イベント申込方法

受付は終了いたしました。

概要

日程
2018年8月30日 (木)
時間
19:00~20:30
開場 18:30~
料金
1,350円(税込)
定員
50名様
会場
本店内 小教室

お問合せ先

青山ブックセンター 本店

電話
03-5485-5511
受付時間
10:00~22:00

2018年8月30日 (木)

刊行記念

星海社新書『牟田口廉也 「愚将」はいかにして生み出されたのか』刊行記念

「昭和陸軍と牟田口廉也 その「組織」と「愚将」像を再検討する」
広中一成 x 辻田真佐憲 トークイベント

インパール作戦の責任者として悪名高い日本陸軍司令官、牟田口廉也。その牟田口初の実証的本格評伝として7月25日に刊行されたのが、星海社新書『牟田口廉也 「愚将」はいかにして生み出されたのか』です。著者は近現代史研究者の広中一成さん。

インパール作戦を失敗に導いた牟田口は、果たして本当に「愚将」なのか?
彼の無能や人格批判で作戦失敗を総括してよいのか?
責任の所在はどこに?

当日は最新著書『空気の検閲 大日本帝国の表現規制』(光文社新書)も話題の近現代史研究家・辻田真佐憲さんをゲストにお迎えし昭和陸軍の「組織」、そして牟田口廉也の「愚将」イメージ形成について再検討します。

 

第一部:昭和陸軍の組織体質について
第二部:牟田口廉也の「愚将」イメージ形成
質疑応答

司会:平林緑萌(星海社)

プロフィール

広中一成

©︎Kenji Tohata

広中一成

ひろなか・いっせい

一九七八年、愛知県生まれ。近現代史研究者。二〇一二年、愛知大学大学院中国研究科博士後期課程修了。博士(中国研究)。現在は愛知大学非常勤講師。近現代日中関係史、日中戦争史、中国傀儡政権史を専門とし、日中両国の資料を精緻に読み解く気鋭の研究者である。単著に『冀東政権と日中関係』(汲古書院、二〇一七年)、『通州事件 日中戦争泥沼化への道』(星海社新書、二〇一六年)、『語り継ぐ戦争―中国・シベリア・南方・本土「東三河8人の証言」』(えにし書房、二〇一四年)、『ニセチャイナ 満洲・蒙疆・冀東・臨時・維新・南京』(社会評論社、二〇一三年)、『日中和平工作の記録―今井武夫と汪兆銘・蔣介石』(彩流社、二〇一三年)など。

辻田真佐憲

辻田真佐憲

つじた・まさき

作家、近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業。同大学院文学研究科中退。現在、政治と文化芸術の関係をテーマに執筆活動を行っている。単著に『文部省の研究』(文春新書)、『大本営発表』『ふしぎな君が代』『日本の軍歌』(以上、幻冬舎新書)、『たのしいプロパガンダ』(イースト新書Q)、『愛国とレコード』(えにし書房)など、監修に『満洲帝国ビジュアル大全』(洋泉社)、『あじあに乗りて』『兵隊さんの汽車』(ぐらもくらぶ)などがある。

書籍情報

『牟田口廉也 「愚将」はいかにして生み出されたのか』

『牟田口廉也 「愚将」はいかにして生み出されたのか』

広中一成/著
1,050円+税
「愚将」を生み出した原因は、昭和陸軍の組織体質にあった
牟田口廉也は、インパール作戦を失敗に導いた陸軍司令官として知られている。だが、それのみを切り取って牟田口を「愚将」と断じてしまってよいのか。また、責任は彼個人のみに帰せられるべきなのか。本書は、牟田口の軍歴を丹念に追うことで「愚将」像を再検討してゆく。参謀畑を歩んでいた牟田口を、支那駐屯軍に左遷せしめた二・二六事件とその後勃発した盧溝橋事件。「常勝将軍」の名を与えたシンガポール攻略作戦。そして、大本営の裁可のもとで発動されたインパール作戦。牟田口の軍歴の背景から、陸軍の異様な体質が浮かび上がる。不健全な人事、不可解な決裁……昭和陸軍という組織は、自ら「愚将」を生み出したのだ。