イベント申込方法

受付は終了いたしました。

概要

日程
2017年6月22日 (木)
時間
19:15~20:45
開場 18:45~
料金
1,350円(税込)
定員
50名様
会場
本店内 小教室

お問合せ先

青山ブックセンター 本店

電話
03-5485-5511
受付時間
10:00~22:00

2017年6月22日 (木)

刊行記念

『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』刊行記念

「わたしたちの本のつくり方、届け方」
芹沢高志×港千尋×川人寧幸 トークイベント

2016年春、港千尋から芹沢高志のもとに一通の手紙が届きます。「どうでしょう。いっしょに宇宙船をつくるのは」。

この一通の手紙をきっかけに対話がはじまり、半年後、小さな出版レーベルと、その立ち上げのプロセスをまとめた書籍『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』がうまれました。本書では、本の可能性、つくり方、届け方を巡って続けられた対話、クラウドファンディングを使った予約注文などにチャレンジした本づくりの実践などを紹介しています。

内容もブックデザインも様々にこだわってつくった最初の本。これを読者に届けるにはどうしたらいいのだろうと考え、出会い、協働をお願いしたのが「ツバメ出版流通」の川人寧幸さんです。出版社と書店をつなぐ取次(とりつぎ)として、芸術、思想、文学のコアな読者が集う全国の書店と独自のネットワークを築き、少部数の芸術・人文系書籍の流通を支えていらっしゃいます。

今回のトークでは、ゲストに川人さんをお迎えし、著者の芹沢高志と港千尋が「取次から見える本の世界」についてお聞きします。めったに顔を合わせることのない著者と取次。両者の対話を通して、本を巡るもうひとつの世界が浮かび上がります。

プロフィール

芹沢高志

芹沢高志

1951年東京都生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことをきっかけに、89年にP3 art and environmentを開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開する。とかち国際現代アート展『デメーテル』総合ディレクター(02年)、横浜トリエンナーレ2005キュレーター、別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(09年、12年、15年)、さいたまトリエンナーレ2016ディレクター。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店)、『月面からの眺め』(毎日新聞社)、『別府』(別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」実行委員会)、訳書にバックミンスター・フラー『宇宙船地球号操縦マニュアル』(ちくま学芸文庫)、エリッヒ・ヤンツ『自己組織化する宇宙』(工作舍、共訳)など。P3 art and environment 統括ディレクター。
http://www.p3.org/

港千尋

港千尋

1960年生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科教授。記憶、イメージ、群衆などをテーマに、映像人類学をはじめ幅広い 活動をつづけている。『記憶-創造と想起の力』(講談社、1996)でサントリー学芸賞、展覧会「市民の色」で伊奈信男賞を受賞。著書に『文字の母たち Le Voyage Typographique』(インスクリプト、2007年)、『書物の変ーグーグルベルグの時代』(せりか書房、2010年)、『芸術回帰論』(平凡社新書、2012年)、『ヴォイドへの旅』(青土社、2012年)、『ひょうたん美術館』(牛若丸、2014年)『革命のつくりかた』(インスクリプト、2015年)。最近のグループ展に『近未来的交陪』(蕭壠文化パーク 台湾台南市 2017年)など。台北ビエンナーレなど国際展のキュレーションも行い、2007 年には第52回ベネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2016の芸術監督も務めた。
Art Bridge Institute 統括ディレクター。
http://a-b-i.info/

川人寧幸

川人寧幸

かわひと・やすゆき

1971年生まれ。96年からリブロ池袋店、99年から鈴木書店に勤務後、03年に人文・社会科学書流通センター(JRC)の創業に参加。12年に退社し、同年ツバメ出版流通を設立。現在に至る。

書籍情報

『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』

『言葉の宇宙船 わたしたちの本のつくり方』

芹沢高志+港千尋

芹沢高志と港千尋が中心となって立ち上げた、本と出版の未来について動きながら考える「ABI+P3共同出版プロジェクト」。本書はその立ち上げのプロセスをまとめたプロジェクトブックです。収録するのは「本の可能性」と「未来の発信拠点」をめぐって交された往復書簡や公開対話の記録。読者への届け方まで話題の広がった編集会議の模様。予約注文制などにチャレンジした本づくりの実践をふりかえるキーワードエッセイ。芹沢高志と港千尋が書き下ろした、本の物質性や道具性、本の外縁に注目したブックエッセイ。美しい書影と共に紹介する50を超える参考図書たち。世代も経験も異なるメンバーが動きながら考え、対話を重ねることで生まれた「わたしたちの本のつくり方」を、熱気そのままに多角的に紹介する一冊。さまざまなマテリアルを一冊に具現化した尾中俊介の造本設計も必見。