イベント申込方法

受付は終了いたしました。

概要

日程
2020年11月24日 (火)
時間
19:00~20:30
料金
1,320円(税込)
定員
100名様
会場
※WEB会議ツール「Zoom」を使用して実施します。

2020年11月24日 (火)

刊行記念

『スマイルズという会社を人類学する -「全体的な個人」がつなぐ組織のあり方』刊行記念 「文化人類学者3人と、スマイルズの夕べ ―文化人類学から“未来の会社と組織”を考える

3人の文化人類学者(小田亮氏・熊田陽子氏・阿部朋恒氏)×遠山正道トークイベント

Soup Stock Tokyo、PASS THE BATON、100本のスプーンなどを生み出しながら、入場料のある本屋「文喫」のプロデュースなども行ってきた「株式会社スマイルズ」を研究対象として、文化人類学の学術書『スマイルズという会社を人類学する-「全体的な個人」がつなぐ組織のあり方 』(株式会社弘文堂)が2020年10月に発行されました。著者は、小田亮氏・熊田陽子氏・阿部朋恒氏、そしてコラム執筆者の村主直人氏を含めた4人の文化人類学者。「会社人類学」という国内では前例が少ない領域において、約1年間にわたるフィールドワークを経て、一般的な企業組織のイメージとは異なるスマイルズの在り様を“人類学する” という実験的な一冊です。資本主義社会のなかで、会社で働くということを再考し、「全体的な個人」というキーワードを用いながら、その組織とネットワークを徐々に紐解いていきます。

スマイルズ社員へのヒアリングインタビュー、座談会、小田亮氏と代表・遠山正道の対談、研究者がアルバイトとしてファミリーレストラン「100本のスプーン」に勤務し書き上げた研究レポート、取締役・野﨑亙による「中の人」としてのあとがきなど、学術書としてだけでなく、ビジネス書としても読みごたえのある一冊です。

刊行を記念して、著者である3人の文化人類学者と代表・遠山正道が一挙参集。本著の内容に触れつつも、さまざまなバッググラウンドをもつ文化人類学者たちと、会社組織における「未来型ネットワーク」について自由度高くトークセッションを行います。

企業経営者、フリーランス、会社員、主婦の方、学生さん、これからの「はたらく」を考えるすべての人に向けて、「未来の会社と組織」をビジネス観点だけでなく、文化人類学という観点も含めながら、ゆるく、楽しく、のびやかに考える時間にできればと思います。70分間のトークセッションのあとには、オンラインでご視聴いただいた方の質問コーナーもご用意します

※WEB会議ツール「Zoom」を使用して実施します。passmarket-master@mail.yahoo.co.jp (配信専用アドレス)より前日21時過ぎと当日17時過ぎにウェビナー登録のURLをお送りします。どちらかで登録をお願いいたします。(URLの共有は禁止いたします。)
※インターネットに接続したパソコンや、タブレット端末、スマートフォンが必要になります。
※スマートフォン、タブレット端末の場合、事前に「Zoom」のアプリダウンロードが必要です。

プロフィール

小田亮

小田亮

おだ・まこと

1988年、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程(社会人類学専攻)単位取得満期退学。博士(社会人類学)。桃山学院大学助教授、成城大学文芸学部教授、首都大学東京・都市教養学部人文社会系社会人類学分野教授を歴任。専門領域は社会人類学の諸理論、アフリカや沖縄の民族誌的研究など。最近は、〈コモン〉論をテーマとしたアクチュアル人類学を立ち上げることに取り組んでいる。著書に『構造主義のパラドクス』(勁草書房)、『構造人類学のフィールド』(世界思想社)、『レヴィ=ストロース入門』(ちくま新書)などがある。

熊田陽子

熊田陽子

くまだ・ようこ

国際ファッション専門職大学講師。お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科ジェンダー学際研究専攻博士後期課程修了。博士(社会科学)。日本学術振興会特別研究員SPD、首都大学東京人文科学研究科客員研究員を経て、現在に至る。専門領域はジェンダー、セクシュアリティ、文化人類学。著書に『性風俗世界を生きる「おんなのこ」のエスノグラフィ』(明石書店)がある。

阿部朋恒

阿部朋恒

あべ・ともひさ

日本学術振興会特別研究員(PD)。首都大学東京大学院人文科学研究科社会人類学教室博士後期課程修了。博士(社会人類学)。研究地域は中国雲南省、チベット文化圏など。共著書に「世界遺産を支える『文化』の諸相――中国雲南省における『紅河ハニ棚田群の文化的景観』の世界遺産登録をめぐって」飯田卓編『文化遺産と生きる』(臨川書店)がある。

遠山正道

遠山正道

とおやま・まさみち

慶應義塾大学商学部卒業後、85年三菱商事株式会社入社。2000年株式会社スマイルズを設立、代表取締役社長に就任。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、ネクタイ専門店「giraffe」、セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」、コンテンポラリーフード&リカー「PAVILION」、海苔弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」を展開。「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。近著に『成功することを決めた』(新潮文庫)、『やりたいことをやるというビジネスモデル-PASS THE BATONの軌跡』(弘文堂)がある。

書籍情報

『スマイルズという会社を人類学する -「全体的な個人」がつなぐ組織のあり方』

『スマイルズという会社を人類学する -「全体的な個人」がつなぐ組織のあり方』

・著者:小田亮・熊田陽子・阿部朋恒
・協力:株式会社スマイルズ
・出版社:弘文堂
・形式:単行本(ソフトカバー)272ページ/四六判並製
・定価:2,200円

「マーケティングはしない」「数字は目的にならない」
…行き詰まりの資本主義を自由に生きる会社、スマイルズに見る未来の働き方。

Soup Stock Tokyo、PASS THE BATON、100本のスプーンなど、注目業態を生み出し続けながらも従来の経営学やマーケティングの言葉ではとらえきれないスマイルズという会社。
本書はそんなスマイルズで4人の人類学者が一緒に時間を過ごし、一緒に会議に参加し、時には一緒に働きながら調査したフィールドワークの報告書。これからの働き方が人類学の目を通して描かれた一冊です。