概要

日程
2018年10月31日 (水) 〜 
2018年11月13日 (火)
時間
10:00~22:00
*最終日は19:00まで
料金
無料
会場
本店・ギャラリースペース

お問合せ先

青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00~22:00)

『セリー』(KADOKAWA) 刊行記念 森泉岳土原画展

気候変動による世界の終わり、カケルとセリーは本を読みながらふたりきりで過ごす。誰かほかに生きている者はいるのだろうか。「本とは人間そのものなんだ。誰かが受け継ぐべきものなんだよ――」。天井までの本棚があるシェルターのような屋敷で、ふたりはただ本を読みつづける――。そんな森泉岳土による<世界の終わり×読書>の物語、『セリー』の刊行を記念して原画展を開催します。

「水で描き、そこに墨を落とし、細かいところは爪楊枝や割りばしで描く」という特殊な描きかたをする森泉の原画はバラバラです。これは水で描くため、背景と手前の人物をいっしょに描くと溶けあってしまうから。サイズも原稿用紙に対して4倍のサイズで描きます。水で描くとどうしても線が太くなりますので、細かいところを描きこむためです。こうして描かれた大きくバラバラの原画はスキャンしてパソコン上で1/4に縮小され、原稿用紙へと組み立てられ、ときに1ページに数百のレイヤーとなります。今回展示されているのはその組み立てまえの原画になります。

そんなすこし変わった描かれかたの濃密な原画を、どうぞごゆっくり楽しんでください。最新作『セリー』をはじめ、過去の作品『報いは報い、罰は罰』『夜よる傍に』などからの原画を厳選して展示しています。

 

プロフィール

森泉岳土

森泉岳土

もりいずみ・たけひと

マンガ家。水で描き、そこに墨を落とし、細かいところは爪楊枝や割り箸を使ってマンガを描く。月刊コミックビーム「森のマリー」にて商業マンガ誌デビュー。著書に最新刊のサイエンティフィック・フィクション「セリー」のほか、「報いは報い、罰は罰(上・下)」「ハルはめぐりて」「耳は忘れない」「夜よる傍に」「祈りと署名」(KADOKAWA)、「カフカの『城』他三篇」(河出書房新社)、「うとそうそう」(光文社)、「夜のほどろ」(BCCKS)など。ほか、いとうせいこうフェスのメインビジュアルや大林宣彦監督作品「花筐/HANAGATAMI」ポスターなどイラストや、柴崎友香「寝ても覚めても」、斉藤洋「アリスのうさぎ」「シンデレラのねずみ」など装画も多数。

書籍情報

BEAM COMIX『セリー』

BEAM COMIX『セリー』

森泉岳土・著 KADOKAWA刊 定価1400円+税
生命活動に適さない外気、すべてが終末へ向かう世界で、その家で、彼と「彼女」は、本を読む。強靱で誠実なポエジーと圧倒的画才で注目を浴びる鬼才・森泉岳土、渾身の新境地となったSF詩篇表題作に、最新作、描き下ろしまでを収録した、待望の最新コミックス。