【5/11 (土)】『広告コピーってこう書くんだ!読本〈増補新版〉』刊行記念
広告コピーの視点、短歌の視点〜時代と共に生きる「ことば」を考える
谷山雅計×木下龍也トークイベント
申込は終了いたしました
*当日券の発売およびキャンセル待ちは行っておりません。
日程 | 2024年5月11日 (土) |
時間 |
18:00〜19:30 開場 17:30〜 |
料金 | 1,540円(税込) |
定員 | 90名 |
会場 | 本店 大教室 |
新潮文庫「Yonda?」、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」、東洋水産「マルちゃん正麺」などで知られるコピーライターの谷山雅計さん。実は「コピーを教える」名手としても知られ、長年コピーライター養成講座の教壇に立ち、数多くのコピーライターを育ててきました。これまで講義を受けた人の数は、のべ1万4000人以上にのぼります。
そのエッセンスを凝縮したのが著書『広告コピーってこう書くんだ!読本』です。コピーライターのバイブルとして長く読み継がれ、15刷を重ねるベストセラーとなりました。
このたび、17年ぶりの増補新版の発売を記念し、トークイベントを開催します。
ゲストとして登壇するのは、歌人の木下龍也さんです。『つむじ風、ここにあります』『きみを嫌いな奴はクズだよ』など話題の歌集を次々と発売。依頼者からのお題をもとに短歌を作る活動から生まれた『あなたのための短歌集』は、12刷(累計4万1000部発行)となり、現代短歌ブームを牽引する歌人のひとりとも言われています。
そんな木下さんは、かつてコピーライターを目指していた時代があり、谷山さんのクラスに在籍していました。歌人を目指すことになったのも、実は谷山さんの「ある一言」がきっかけだったといいます。
以来、互いの存在を気にかけながらも、実際に顔を合わせたことはなかったという2人。今回のイベントで、久しぶりの師弟対談が実現します。
コピーと現代短歌と活躍するフィールドこそ違いますが、お2人のつくる言葉には、いまの時代を生きる人の心を捉える共感性や、読み手の世界の見方を変えるアイデアが含まれているなど、たくさんの共通項があると感じます。
お2人が言葉を生み出す前に考えていること。言葉の力を鍛えるために努力していること。互いのコピーや短歌について思うこと。さまざまな角度から「ことば」について掘り下げ、考えを巡らせる一夜にしたいと思います。ぜひ奮ってご参加ください。
プロフィール
谷山雅計 たにやま・まさかず
コピーライター、クリエイティブディレクター。1961年大阪府生まれ。東京大学教養学部アメリカ科卒。84年に博報堂に入社。その後、97年に谷山広告を設立。現在まで一貫して広告コピーを書き続ける。おもな仕事に、新潮文庫「Yonda?」、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」、資生堂/TSUBAKI「日本の女性は、美しい。」、東洋水産「マルちゃん正麺」、ユニリーバ「採用の履歴書から顔写真をなくします。」などがある。TCC賞、朝日広告賞、毎日広告賞、新聞協会広告賞など受賞多数。
木下龍也 きのした・たつや
1988年生まれ。歌集は『つむじ風、ここにあります』『きみを嫌いな奴はクズだよ』(ともに書肆侃侃房)、『あなたのための短歌集』『オールアラウンドユー』(ともにナナロク社)。その他、短歌の入門書や共著歌集など著書多数。
書籍情報
谷山雅計『広告コピーってこう書くんだ!読本〈増補新版〉』(宣伝会議)
コピーライティングのベストセラー教本、待望の増補新版
2007年に発売された広告コピーのロングセラー書籍『広告コピーってこう書くんだ!読本』が、増補新版になってカムバック。旧版の内容に加えて、2020年代の視点から本書の内容を振り返った「後日談」を増補し、デジタルやSNS時代のコピーのあり方についても言及したものになっています。
これからコピーライターを目指す人たち、すでにプロとして奮闘するコピーライター、そしてSNSや企業のPR担当などあらゆる情報発信に携わる方が、「人に伝わる」「伝える」広告コピーを書くためのプロのエッセンスを学べる一冊です。